バックアップ・リポジトリでの読み取りと書き込みのデータ速度の制限

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    Veeam Backup & Replicationでは、Veeam Backup & Replicationがバックアップ・リポジトリとの間でデータの読み書きをするための速度を制限することができます。データの読み取り/書き込み速度は[Limit read and write data rates to <N> MB/s]オプションで制御され、これはバックアップリポジトリ設定で有効化できます。

    バックアップリポジトリでの処理速度の制限 

    Veeam Backup Serviceはバックアップインフラストラクチャ内ですべてのバックアップリポジトリ用に構成されたデータの読み取り/書き込み速度設定を認識します。バックアップリポジトリでの対象ジョブの開始時に、Veeam Backup Serviceはこのバックアップリポジトリ上で動作するVeeamデータムーバーに、このリポジトリ用に設定された許容読み取り/書き込み速度について通知し、Veeamデータムーバーが読み取り/書き込み速度を指定値に制限できるようにします。

    バックアップ・リポジトリが多数のタスクによって同時に使用される場合、Veeam Backup & Replicationは許容読み取り/書き込み速度をこれらのタスク間で均等に分割します。指定された制限により、許容される読み取り速度と許容される書き込み速度が同時に定義されることに注意してください。

    たとえば、[Limit read and write data rates to]オプションを8 MB/sに設定し、2つのバックアップジョブを開始するとします。各ジョブでは1つのVMディスクを持つ1つのVMを処理します。この場合、Veeam Backup & Replicationは2つのタスクを作成し、バックアップ・リポジトリでターゲットとします。データの書き込み速度は、一方のタスクで4 MB/s、もう一方のタスクで4MB/sというように、これらの2つのタスク間で均等に分割されます。

    この時点で、同じバックアップ・リポジトリからデータを読み取るジョブ、たとえば、1つのディスクを持つ1つのVMを処理するバックアップ・コピー・ジョブを開始した場合、Veeam Backup & Replicationはこのジョブに8 MB/sの読み取り速度を割り当てます。同時に2つのバックアップ・コピー・ジョブ(それぞれが1つのディスクを持つ1つのVMを処理)を開始する場合、Veeam Backup & Replicationは一方のバックアップ・コピー・ジョブで4 MB/s、もう一方のバックアップ・コピー・ジョブで4 BM/sというように、これらの2つのジョブ間で均等に読み取り速度を分割します。