ダイレクト SAN アクセス モードでのデータ バックアップ

バックアップ中にSAN LUNからVMのデータブロックを取得するために、バックアッププロキシは、SAN上のVMディスクのレイアウトに関するメタデータを使用します。

Direct SANアクセス転送モードでのデータのバックアップには、次のステップが含まれます。

  1. バックアッププロキシがESXiホストに対して、データストアで必要なVMを検出するようにリクエストを送信します。
  2. ESXiホストがVMを検出します。
  3. Veeam Backup & Replicationが、VMスナップショットを作成するようにVMware vSphereをトリガーします。
  4. ESXiホストが、ストレージのVMディスクのレイアウトに関するメタデータを取得します(データブロックの物理アドレス)。
  5. ESXiホストがバックアッププロキシにメタデータを送信します。
  6. バックアッププロキシがメタデータを使用して、SAN経由でソースストレージから直接、VMのデータブロックをコピーします。
  7. バックアッププロキシが、コピーされたデータブロックを処理してターゲットに送信します。

Direct SANアクセスモードでのデータのバックアップ