ステップ4:データストアの選択

ウィザードの[Datastore]ステップで、検証対象VMのREDOログを保存する必要がある場所を選択できます。REDOログは、仮想ラボでVMが実行されているときに行われた変更を保持するために使用される補助ファイルです。デフォルトでは、REDOログはvPower NFSサーバーに保存されます。ただし、仮想環境のデータストアにREDOログを格納することもできます。REDOログをリダイレクトすると、検証パフォーマンスが向上します。復元検証ジョブが完了すると、Veeam Backup & ReplicationによってREDOログが削除されます。

REDOログをリダイレクトするには、次の手順を実行します。

  1. [Redirect virtual disk updates]チェックボックスを選択します。

Staged Restoreを実行している場合は、[Redirect virtual disk updates ]オプションを使用して、VMデルタファイルが保存されているデータストアを選択できます。デルタファイルは、スクリプトの実行中にVMに加えられた変更を保持する補助ファイルです。詳細については、「Staged Restore」を参照してください。

  1. [Choose]をクリックして、リストからデータストアを選択します。

ステップ4:データストアの選択重要!

検証対象VMのディスクが2 TB以上の場合、VSANデータストアにREDOログを配置しないでください。配置した場合、Veeam Backup & Replicationは検証対象VMのスナップショットの作成に失敗します。詳細については、VMwareのドキュメントを参照してください。

ステップ4:データストアの選択