ステップ3:ソースおよびターゲットリポジトリの選択

ウィザードの[Storage Mapping]ステップで、バックアップのコピー元であるソースリポジトリとコピーの保存先となるターゲットリポジトリを選択します。

  1. [Add]をクリックして[Add Repository]ウィンドウを開きます。
  2. [Source backup repository]リストで、バックアップファイルのコピー元であるバックアップリポジトリを選択します。サポートされていないバックアップリポジトリは、そのリストに表示されません。
  3. [Target backup repository]リストで、コピーの保存先となるバックアップリポジトリを選択します。サポートされていないバックアップリポジトリは、そのリストに表示されません。

ステップ3:ソースおよびターゲットリポジトリの選択重要!

Veeam Backup & Replicationでは、すべてのタイプのバックアップがコピーされるわけではありません。サポートされているバックアップタイプのリストについては、「HPE StoreOnceリポジトリのバックアップコピーのジョブの作成」を参照してください。

ソースリポジトリとターゲットリポジトリの要件と制限

バックアップコピーのジョブを作成するときは、ソースリポジトリとターゲットリポジトリの次の前提条件と制限を確認します。

  • ソースバックアップリポジトリとターゲットバックアップリポジトリは、HPE StoreOnceバックアップリポジトリであるか、HPE StoreOnceリポジトリのみで構成されたスケールアウトバックアップリポジトリである必要があります。
  • [スケールアウトバックアップリポジトリの場合] ファイルの配置ポリシーはデータローカリティである必要があります。詳細については、「データローカリティ」を参照してください。
  • 1つのバックアップコピーのジョブ内では、各リポジトリをソースとして1回だけ使用することができます。
  • 別のBackup copyジョブであっても、同じソースリポジトリとターゲットリポジトリのペアを作成しないようにしてください。

データフローの要件

バックアップコピーのジョブを作成するときは、すべてのバックアップコピーのジョブでデータフローにループが生じていないかを確認してください。つまり、あるリポジトリからコピーしたデータがそのリポジトリに再度コピーされないようにしてください。次の図は、ループなしで正しく構成されたBackup copyジョブと、ループのある正しく構成されていないBackup copyジョブを示しています。

ステップ3:ソースおよびターゲットリポジトリの選択 

ステップ3:ソースおよびターゲットリポジトリの選択