短期保持ポリシー

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    短期保持ポリシーを使用すると、指定した日数の間、または保持設定で指定されている数にリストアポイント数が達するまで、バックアップコピージョブによって作成されたリストアポイントを保持できます。

    最初のバックアップコピーセッションの間に、Veeam Backup & Replicationによって、最初のリストアポイント(フルバックアップ)が作成されます。次のバックアップコピーセッションで、バックアップチェーンに増分バックアップが追加されます。この結果、定期的なバックアップサイクルでは、ターゲットバックアップリポジトリ内に、1つのフルバックアップと一連の増分バックアップから成るチェーンが生成されます。保持ポリシーを超えると、Veeam Backup & Replicationによって、ターゲットバックアップリポジトリ内のバックアップチェーンから最も古いリストアポイントが削除されます。

    Veeam Backup & Replication によってバックアップコピージョブの実行中に永久増分バックアップのチェーンが作成されるため、Veeam Backup & Replicationによって永久増分保持ポリシーが適用されて、リストアポイントが削除され、必要な数のリストアポイントが保持されます。

    バックアップコピージョブに対して短期保持ポリシー設定を構成する場合は、次の2つのオプションがあります。

    • リストアポイント数を指定します。

    Veeam Backup & Replicationでは、直近のN個のリストアポイントが保持されます。ここでのNは、設定で指定したリストアポイント数です。指定できる最小数は2です。デフォルトの数は7です。

    • 日数を指定します。

    Veeam Backup & Replicationでは、直近のN日間に作成されたリストアポイントが保持されます。ここでのNは、設定で指定した日数です。

    日次保持ポリシーについては、以下の点に留意してください。

    • 保持されるリストアポイントの最小数は3です。この数は、保持ポリシーで設定されている日数とは関係ありません。たとえば、保持ポリシーが5日に設定されているとします。ジョブを10日間の停止後に開始します。通常は、Veeam Backup & Replicationによって、以前のすべてのリストアポイントが削除されます。しかしながら、保持されるリストアポイントの最小数が原因で、少なくとも3つのリストアポイントが残ります。

    保持されるリストアポイントの最小数は、レジストリキーで変更できます。詳細については、Veeam Customer Supportにお問い合わせください。

    • バックアップジョブが1日の終わりに開始されて翌日に終了した場合、Veeam Backup & Replicationでは、バックアップジョブの開始時にリストアポイントが作成されたと見なされます。しかしながら、Veeam Backup & Replicationでは、バックアップジョブでワークロードの処理が完了した後にのみ、保持ポリシーの日数のカウントが開始されます。
    • 許可されている日数を超えているかどうかを判断するときに、Veeam Backup & Replicationでは、日次保持ポリシーが実行された日は無視されます。実際には、Veeam Backup & Replicationでは、N + 1日間リストアポイントが保持されます。ここでのNは、設定で指定した日数です。
    • 許可されている日数を超えているかどうかを判断するときに、Veeam Backup & Replicationでは、バックアップジョブによってバックアップが作成されなかった日もカウントされます。

    定期的にフルバックアップ(週次、月次、年次)を作成する必要がある場合は、[GFS retention policy]を有効にします。GFS保持を有効にしない場合、定期的なバックアップコピーサイクルでは、増分バックアップのみが作成されます。

    重要

    このセクションでは、GFS保持ポリシーが無効になっている場合に短期保持ポリシーがどのように機能するかを説明します。GFS保持ポリシーを有効にする場合は、次の点に留意してください。

    • バックアップコピーチェーンには、短期保持ポリシーで指定したより多くのリストアポイントが含まれます。
    • GFS保持ポリシーを有効にすると、Veeam Backup & Replicationによってバックアップコピーチェーンに増分保持ポリシーが適用されます。

    詳細については、「GFS保持ポリシー」を参照してください。

    定期的なバックアップサイクルは、短期保持ポリシースキームに基づいています。保持ポリシー設定を指定するときには、ターゲットバックアップリポジトリ内のバックアップチェーンに保持するリストアポイントの数を定義します。

    たとえば、7つのリストアポイントを保持するよう選択しているとします。バックアップコピーは1日に1回実行され、日曜日に開始されます。

    1. Veeam Backup & Replicationによって、日曜日に1つのフルバックアップが作成され、月曜日から土曜日までに6個の増分バックアップが追加されます。

    短期保持ポリシー 

    1. 日曜日に、Veeam Backup & Replicationによってもう1つ増分が作成されます。その結果、8個のリストアポイントが存在することになり、保持ポリシーを超えます。そのため、最も古い増分がフルバックアップにマージされます。

    最も古い増分がフルバックアップにマージされた後、Veeam Backup & Replicationによって、必要なくなった増分が削除されます。

    短期保持ポリシー 

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    長期保持ポリシー(GFS)