クローンジョブ

ジョブのクローン作成機能を使用して新しいジョブを作成できます。ジョブのクローン作成により、どんなジョブでも、同一のジョブ設定で全く同じコピーを作成することができます。作成したジョブコピーの設定情報が、元のジョブの情報を格納している構成データベースに書き込まれます。

複数のジョブを同じ設定で作成するために、「ジョブテンプレート」として使用される一連のジョブを構成できます。その後、これらの「ジョブテンプレート」のクローンを作成でき、必要に応じて、クローンジョブの設定を編集できます。

クローンジョブの名前は次のルールに従います:<job_name_clone1>。ここで、job_nameは元のジョブの名前で、clone1は元のジョブの名前に追加される接尾辞です。同じジョブのクローンを再度作成すると、名前に含まれている番号が増分され、たとえば、job_name_clone2job_name_clone3などになります。

ジョブのクローンを作成する場合、元のジョブがクローン・ジョブに妨げられないように、Veeam Backup & Replicationによって一部のジョブ設定が変更される可能性があります。

  • 自動的に実行するように元のジョブがスケジュールされている場合、Veeam Backup & Replicationはクローン・ジョブを無効にします。クローンジョブを有効にするには、ジョブリストで該当するジョブを選択してリボンの[Disable]をクリックするか、ジョブを右クリックして[Disable]を選択します。
  • セカンダリターゲットを使用するように元のジョブが構成されている場合、クローンジョブはセカンダリターゲット設定なしに作成されます。

ジョブのクローンを作成するには、次の手順を実行します。

  1. [Home]ビューを開きます。
  2. インベントリペインで、[Jobs]を選択します。
  3. 作業領域で、対象のジョブを選択してリボンの[Clone]をクリックするか、ジョブを右クリックして[Clone]を選択します。
  4. ジョブのクローンが作成されたら、ジョブ名を含め、そのジョブのすべての設定を編集できます。

ジョブのクローン作成 注:

ジョブのクローン機能はVeeam Universal Licenseに含まれています。従来のソケットベースライセンスを使用する場合は、Enterprise以上のエディションが必要です。

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