合成フルバックアップ

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    場合によっては、アクティブフルバックアップを定期的に実行できないことがあります。アクティブフルバックアップでは非常に多くのリソースとネットワーク帯域幅が消費されるため、別の方法として、合成フルバックアップを作成することができます。

    データに関しては、合成フルバックアップは通常のフルバックアップと全く同じです。合成フルバックアップでは、VM全体のデータを含むVBKファイルが生成されます。アクティブフルバックアップと合成フルバックアップの違いは、VMデータが取得される方法にあります。

    • アクティブフルバックアップが実行されると、Veeam Backup & Replicationは、VMが保存されているソースデータストア からVMデータを取得し、圧縮および重複排除を行い、バックアップリポジトリのVBKファイルに書き込みます。
    • 合成フルバックアップを実行すると、Veeam Backup & Replicationはソースデータストア。代わりに、バックアップリポジトリに既に存在するデータからフルバックアップを合成します。Veeam Backup & Replicationは、バックアップリポジトリの以前のフルバックアップファイルと以降の増分バックアップファイルのチェーンにアクセスし、これらのファイルのVMデータを統合して、新しいフルバックアップファイルに統合済みのデータを書き込みます。このため、作成された合成フルバックアップファイルには、アクティブフルバックアップを作成した場合と同じデータが含まれます。

    合成フルバックアップには、次のような利点があります。

    • 合成フルバックアップは、既にディスクに保存されているバックアップファイルから作成されるため、ネットワークリソースを使用しません。
    • 合成フルバックアップはバックアップリポジトリに直接合成されるため、本番環境に対する負荷が軽減されます。

    Veeam Backup & Replicationでは、合成フル・バックアップを通常のフル・バックアップとして扱います。他のフルバックアップファイルと同様に、合成フルバックアップファイルはバックアップチェーンをリセットします。以降のすべての増分バックアップファイルは、合成フルバックアップファイルを新しい起点として使用します。以前に使用したフルバックアップファイルは、保持ポリシーに従って自動的に削除されるまでディスクに残ります。

    合成フルバックアップ 注:

    合成フルバックアップとアクティブフルバックアップの両方を有効にし、それらの作成を同じ日にスケジュールすると、合成フルバックアップは作成されません。

    合成フルバックアップを作成するには、バックアップジョブ設定で[Create synthetic full backups periodically]オプションを有効にし、合成フルバックアップを任意の曜日に作成するようスケジュールする必要があります。

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