短期保持ポリシー

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    毎回のバックアップジョブセッションで作成される新しいリストアポイントを使用すると、VMデータを以前の時点までロールバックできます。バックアップチェーンのリストアポイントの数を制御するには、保持ポリシー設定を指定する必要があります。保持ポリシーは、ディスクにいくつのリストアポイントを保持するか、またそれにより、以前のどこまでロールバックできるかを定義します。許可されているリストアポイントの数を超過すると、Veeam Backup & Replicationはバックアップチェーンから最も古いリストアポイントを自動的に削除します。

    バックアップジョブの保持ポリシーを定義するには、バックアップジョブ設定の[Retention policy]フィールドに必要なリストアポイント数または日数を指定します。デフォルトで、Veeam Backup & Replicationは14のリストアポイントを保持します。New Backup Jobウィザードの[Storage]ステップで、保持ポリシーの次の単位を選択できます。

    • Restore pointsVeeam Backup & Replication最新のN個のリストアポイントを保持します。このNとは指定されたリストアポイントの数のことです。
    • DaysVeeam Backup & Replication過去N日の間に作成されたリストアポイントを保持します。このNとは指定された日数のことです。

    この日次保持ポリシーは、スケジュール外のバックアップを定期的に作成する場合に便利です。たとえば、日次バックアップジョブを作成して保持ポイントを14日間保存したい場合などがあります。14個のリストアポイントを選択してスケジュール外バックアップを手動で作成すると、1日のリストアポイントが複数になります。このため、保持ポイントの期間は14日未満になります。この場合は[Days]オプションを使用できます。

    日次保持ポリシーについては、以下の点に留意してください。

    • 保持されるリストアポイントの最小数は3です。この数は、保持ポリシーで設定されている日数とは関係ありません。たとえば、保持ポリシーが5日に設定されているとします。ジョブを10日間の停止後に開始します。通常は、Veeam Backup & Replicationによって、以前のすべてのリストアポイントが削除されます。しかしながら、保持されるリストアポイントの最小数が原因で、少なくとも3つのリストアポイントが残ります。

    保持されるリストアポイントの最小数は、レジストリキーで変更できます。詳細については、 Veeam Customer Supportにお問い合わせください。

    • バックアップジョブが1日の終わりに開始されて翌日に終了した場合、Veeam Backup & Replicationでは、バックアップジョブの開始時にリストアポイントが作成されたと見なされます。しかしながら、Veeam Backup & Replicationでは、バックアップジョブでVMの処理が完了した後にのみ、保持ポリシーの日数のカウントが開始されます。
    • 許可されている日数を超えているかどうかを判断するときに、Veeam Backup & Replicationでは、日次保持ポリシーが実行された日は無視されます。実際には、Veeam Backup & Replicationでは、N + 1日間リストアポイントが保持されます。ここでのNはジョブ設定で指定した日数です。指定したバックアップ方法によっては、保持期間が長くなる場合がありますのでご注意ください。
    • 許可されている日数を超えているかどうかを判断するときに、Veeam Backup & Replicationでは、バックアップジョブによってバックアップが作成されなかった日もカウントされます。

    指定数を超過すると、最も古いリストアポイントがバックアップチェーンから削除されるか、次に最も近いリストアポイントに統合されます。Veeam Backup & Replicationは永久増分、増分、および逆増分の各バックアップチェーンで、次のようなさまざまな方法でリストアポイントを処理します。

    短期保持ポリシー 注:

    バックアップ・チェーン内に許可されているリストア・ポイントの数を超過すると、Veeam Backup & Replicationは、そこにある個別のVMでなく、バックアップ・ファイル全体を削除します。詳細については、「リストアポイントの削除」を参照してください。

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