Backup & Replicationコンソール

このページで

    Veeam Backup & Replicationコンソールはクライアント側のコンポーネントであり、バックアップサーバーにアクセスできます。このコンソールからVeeam Backup & Replicationにログインし、バックアップサーバー上であらゆるデータ保護と災害復旧の操作を実行できます。

    コンソールからバックアップインフラストラクチャコンポーネントや構成データベースに直接アクセスすることはできません。ユーザーログイン情報、パスワード、ロール、権限などのデータはバックアップサーバー側に保存されます。このデータにアクセスするには、コンソールからバックアップサーバーに接続し、作業セッション中に定期的にこの情報を問い合わせる必要があります。

    ユーザーの作業をできる限り中断させないように、リモートコンソールでは、接続が失われた場合でもセッションを5分間継続します。この時間内に接続が再確立された場合、コンソールに再度ログインしなくても作業を続行できます。

    Backup & Replicationコンソールの導入

    このコンソールは、デフォルトでローカルにバックアップサーバーにインストールされます。また、スタンドアロンモードでの使用も可能であり、任意のマシンにコンソールをインストールし、ネットワークを介してリモートでVeeam Backup & Replicationにアクセスできます。

    リモートコンソールを必要な数だけインストールできるので、複数のユーザーが同時にVeeam Backup & Replicationにアクセスできます。Veeam Backup & Replicationでは、バックアップサーバーで変更が同時に行われないよう防止します。複数のユーザーが同時にVeeam Backup & Replicationで作業している場合、先に変更を保存したユーザーが優先されます。その他のユーザーは、ウィザードまたはウィンドウを再ロードして、構成データベースで変更に関する最新の情報を取得するよう求められます。

    インフラストラクチャ内に複数のバックアップサーバーがある場合、どのサーバーにも同じコンソールから接続できます。これらの接続に関するショートカットを複数保存できるので便利です。

    重要

    異なるバージョンのVeeam Backup & Replicationが搭載されるバックアップサーバーに、同じコンソールを使用して接続することはできません。バックアップ環境に2つ以上のバックアップサーバーがある場合、これらのバックアップサーバーは異なるバージョンのVeeam Backup & Replicationを実行することに注意してください。たとえば、バックアップサーバーの1つがバージョン9.5アップデート3を実行し、もう1つのバックアップサーバーがバージョン9.5アップデート4を実行する場合、これらのサーバーに接続するためには、2つのコンソールを個別に使用する必要があります。

    このコンソールは自動アップデートをサポートします。バックアップサーバーにローカルまたはリモートで接続するたびに、コンソールでアップデートが確認されます。バックアップサーバーにアップデートがインストールされた場合、自動的にコンソールがアップデートされます。

    次の点にご注意ください。

    • Veeam Backup & Replicationの別のメジャー製品バージョンへのアップグレードはサポートされていません。Veeam Backup & Replicationを別のメジャーバージョンにアップグレードした場合は、コンソールを手動で同じバージョンにアップグレードする必要があります。自動アップグレードは、Veeam Backup & Replicationのプレビュー版、ベータ版、またはRTM版ではサポートされていません。
    • コンソールのダウングレードはサポートされていません。コンソールのバージョンがバックアップサーバーよりも新しい場合(たとえば、コンソールを手動でアップグレードしている場合)、サーバーへの接続が失敗します。

    他のVeeam Backup & Replicationコンポーネント(Veeam Cloud ConnectポータルやVeeam Backup Enterprise Managerなど)が、コンソールが実行するマシン上にインストールされている場合、これらのコンポーネントもアップグレードされます。

    Backup & Replicationコンソールのコンポーネント

    リモートコンソールをマシンにインストールするときに、Veeam Backup & Replicationで以下のコンポーネントがインストールされます。

    • Veeam Backup PowerShellモジュール
    • Veeam Explorer for Microsoft Active Directory
    • Veeam Explorer for Microsoft Exchange
    • Veeam Explorer for Oracle
    • Veeam Explorer for Microsoft SQL
    • Veeam Explorer for Microsoft SharePoint
    • Veeam Explorer for Microsoft OneDrive for Business
    • マウントサーバー

    Backup & Replicationコンソールユーザーアクセス権

    コンソールを介してVeeam Backup & Replicationにログインするには、バックアップサーバー上のローカルユーザーグループ、またはバックアップサーバーへのアクセス権を持つドメインユーザーのグループに追加されている必要があります。ユーザーは、Veeam Backup & Replicationで自身のロールによって許可された範囲の操作を実行することができます。詳細については、「ユーザーへのロールの割り当て」を参照してください。

    Backup & Replicationコンソールの要件

    Veeam Backup & Replicationコンソールをインストールしているマシンは、以下の要件を満たす必要があります。

    • マシンは、システム要件を満たしている必要があります。詳細については、「システム要件」を参照してください。
    • リモートコンソールをMicrosoft Windowsマシン(物理または仮想)にインストールすることができます。
    • コンソールをリモートでインストールした場合、NAT配下の環境でも導入することができます。ただし、バックアップサーバーはNATの外部に配置する必要があります。これとは反対のタイプの導入はサポートされていません。バックアップサーバーがNATの配下に導入され、リモートコンソールがNATの外部に導入されている場合、バックアップサーバーに接続することはできません。

    Backup & Replicationコンソールの制限事項

    Veeam Backup & Replicationコンソールには以下の制限があります。

    • リモートコンソールを使用して設定情報のバックアップからリストアを実行することはできません。
    • リモートコンソールがインストールされているマシンは、管理対象サーバーのリストに自動的に追加されることはありません。このため、一部の操作が実行できません。たとえば、リモートコンソールマシンに格納されているバックアップファイルをインポートしたり、バックアップインフラストラクチャのコンポーネントのロールをこのマシンに割り当てたりすることはできません。これらの操作を実行するには、リモートコンソールマシンを管理対象サーバーとしてVeeam Backup & Replicationに追加する必要があります。詳細については、「サーバーの管理」を参照してください。

    関連トピック