ライセンス使用状況レポートの自動作成

レンタルライセンス、サブスクリプションライセンス、永久ライセンスに関してライセンスの自動アップデートを有効にすると、 Veeam Backup & Replicationではライセンス使用状況レポートの自動作成が実行されます。

レポート作成の一部として、Veeam Backup & Replicationでは現在のライセンスの使用状況に関する統計を収集し、定期的にVeeamライセンス・アップデート・サーバーに送信します。このレポートは、契約ID、製品インストールID、および過去1週間にVeeam Backup & Replicationによって管理されていたライセンスが付与されているオブジェクトの最大数(高基準値)に関する情報を提供します。レポート作成プロセスは、1週間に1回、ランダムな日時にバックグラウンドモードで実行されます。

レポート対象のオブジェクトの種類は、製品およびインストールされているライセンスによって定義されます。レポートには、Veeamバックアップエージェントで保護されているVM、ワークステーション、またはサーバーに関する情報を含めることができます。

収集されたデータには、Veeamで特定可能な個人によるVeeam Backup & Replicationの使用状況や、Veeam Backup & Replicationによって保護されているデータに関する情報は含まれていません。

収集されたデータによって、月間使用状況レポートは、高基準値から大きく逸脱していない限り、バックエンドシステムで自動的に承認されるようにできます。これによって、レポート処理コストを低く抑え、ソリューションに関するレンタル価格を低く維持することができます。Veeamでは、収集されたデータを、適切であると判断された社内の他の事業目的にも使用できます。これにはVeeamライセンスモデルの評価、改善、および最適化が含まれますが、これらに限定されません。

ライセンスの自動アップデートを有効にすることによって、レポートデータの収集、転送、および使用に同意したとみなします。このような収集、転送、および使用に同意しない場合は、ライセンスの自動アップデートを有効にしないでください。