ステップ6:アーカイブ層の追加

ウィザードの[Archive Tier]ステップで、アーカイブエクステントとして追加するオブジェクトストレージリポジトリを選択して、データの移動およびコピーのタイミングを指定します。

以下の点を考慮してください。

  • ウィザードの[Archive Tier]ステップは、キャパシティエクステントとして構成された互換性のあるリポジトリタイプがある場合に表示されます。詳細については、「アーカイブ層の制限事項」を参照してください。
  • スケールアウトバックアップリポジトリにつき1つだけアーカイブエクステントを追加できます。

アーカイブエクステントを構成にするには、次の手順を実行します。

  1. [Archive GFS full backups to object storage ]チェックボックスを選択します。ドロップダウンリストで、利用可能なオブジェクトストレージリポジトリのいずれかを選択するか、[Add]をクリックして新しいリポジトリを追加します。
  2. [Archive GFS backups older than N days]フィールドで、運用リストア期間を指定して、キャパシティエクステント上の非アクティブなバックアップチェーンを期限切れと見なして、アーカイブエクステントへの移動が必要となる期間を定義します。非アクティブなバックアップチェーンを作成した日にアーカイブするように指定できる「0」が許容できる値であることに注意してください。

デフォルトのストレージ設定を使用することも、ストレージ設定を手動で指定することもできます。そのためには、[Storage]をクリックします。

  • [Store archived backups as standalone fulls]チェックボックスを選択し、データブロックを再利用できなくします。
  • [ Archive backups only if the remaining retention time is above minimal storage period]チェックボックスを選択し、アーカイブ層に転送されるデータブロックを指定します。

オフロードされたバックアップデータを含むオブジェクトストレージリポジトリをアーカイブエクステントとして追加すると、既存のバックアップチェーンと、スケールアウトバックアップリポジトリのデータとの同期を促すメッセージが表示されます。同期が完了すると、既存のバックアップがインポートされた状態で利用可能になり、インベントリペインの[Archive (Imported)]ノードにある[Home]ビューに表示されます。

ステップ6:アーカイブ層の追加