スナップショットハンター

Snapshot Hunterは、バックアップまたはレプリケーションジョブセッションの後に残ることがある、孤立したスナップショットを検出して、削除するために使用されるVeeamテクノロジーです。

Snapshot Hunterは、ファントムスナップショットの問題に対処します。ある環境下では、VMware vSphereがスナップショットの削除成功をレポートしても、実際には、スナップショットがデータストアに残ることがあります。

ファントムスナップショットは、データストアの大きな領域を占有したり、VMのパフォーマンスに影響を及ぼしたりすることがあります。データストアに空き領域がなくなると、本番VMの停止が引き起こされることもあります。

ファントム・スナップショットの問題を解決するために、Veeam Backup & Replicationは、各バックアップまたはレプリケーション・ジョブ・セッションで、Snapshot Hunterを起動します。Snapshot Hunterは、vSphereに登録されていないスナップショットファイルを検索します。孤立したファイルがない場合、Snapshot Hunterは停止します。孤立したスナップショットファイルが検出されると、Snapshot Hunterは、それらをバックグラウンドモードで削除します。

Snapshot Hunterは、VMware VMスナップショットを使用するジョブで実行されます。

  • バックアップジョブ:通常のバックアップおよびストレージスナップショットからのバックアップ
  • レプリケーションジョブ(ソースVMスナップショット):通常のレプリケーション、ストレージスナップショットからのレプリケーション
  • VeeamZIP

スナップショットハンター 注:

Snapshot Hunterの分析中は、Veeam Backup & Replicationは、vCloud Director VMをスキップします。

関連トピック

Snapshot Hunterのしくみ