ステップ3:ファイル共有処理設定

ウィザードの[Processing]ステップで、ファイル共有処理の設定を定義します。

  1. [Cache repository]ドロップダウンリストから、一時キャッシュファイルを格納する必要があるキャッシュリポジトリを選択します。このリポジトリは、できる限り、ファイル共有を含むNASファイラーの近くに配置される必要があります。

[Use native changed files tracking]オプションを有効にした場合は、エンタープライズストレージシステム上の保護対象の共有のコンテンツを処理するためのキャッシュリポジトリとしてLinuxベースのサーバーを使用することはできないということに留意してください。

  1. [Backup I/O control]スライダーを使用して、ファイルプロキシがソースファイル共有からデータを読み取る速度を定義します。この設定は、NASファイラー上のファイル共有を処理するために構成されたプロキシが使用できる並行スレッドの数に基づきます。ストレージシステムのリソースが制限されている場合は、[Lower impact]オプションを選択することをお勧めします。ストレージシステムに充分な処理速度がある場合は、[Faster backup]オプションを選択します。
  2. [Dell EMC Isilon用のオプション] ストレージシステムのメーカーから提供されているファイル変更追跡テクノロジーを使用する場合は、[Use native changed files tracking]チェックボックスを選択します。
  3. [Next]をクリックして、構成設定を保存します。

ステップ3:ファイル共有処理設定