パフォーマンス層

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    スケールアウトバックアップリポジトリのパフォーマンス層は、データへの高速アクセスのために使用されるレベルです。

    スケールアウトバックアップリポジトリのパフォーマンス層は、1つ以上のパフォーマンスエクステントで構成できます。パフォーマンスエクステントは、スケールアウトバックアップリポジトリに追加されたバックアップリポジトリ(オブジェクトストレージリポジトリ以外)です。New Scale-out Backup Repositoryウィザードの[Add Performance Extents]ステップで、パフォーマンスエクステントのリストが表示されます。

    すべてのパフォーマンスエクステント上に、Veeam Backup & Replicationによってdefinition.ermファイルが作成されます。このファイルには、スケールアウトバックアップリポジトリの説明とそのパフォーマンスエクステントの情報が含まれます。

    スケールアウトバックアップリポジトリにパフォーマンスエクステントとして追加されたバックアップリポジトリは、個別のバックアップリポジトリとしては存在しなくなります。

    バックアップリポジトリがパフォーマンスエクステントとして追加されるときには、その当初の設定の一部は保持されますが、一部は保持されません。以下の設定は、保持または継承されます。

    • 同時に実行できるタスクの数
    • 読み取りと書き込みのデータ速度の制限
    • データ圧縮解除の設定
    • ブロック配置の設定

    以下の設定は継承されません。

    • 交換ドライブの設定。交換ドライブの設定は無視され、スケールアウトバックアップリポジトリのレベルでは構成できません。
    • マシンごとのバックアップファイルマシンごとの設定は、スケールアウトバックアップリポジトリのレベルで構成できます

    制限事項

    特定のタイプのバックアップリポジトリに固有の制限事項が、パフォーマンスエクステントにも適用されます。たとえば、Dell EMC Data Domainをパフォーマンスエクステントとしてスケールアウトバックアップリポジトリに追加した場合、このスケールアウトバックアップリポジトリでは60ポイントよりも長いバックアップチェーンを作成できなくなります。

    スケールアウトバックアップリポジトリのパフォーマンスエクステントは、同じサイトに配置されている必要があります。技術的には、異なるサイトに配置されているパフォーマンスエクステントをスケールアウトバックアップリポジトリに追加できます。ただし、この場合、Veeam Backup & Replicationでは、異なる場所にあるストレージデバイス上のVMバックアップファイルにアクセスする必要があるため、バックアップのパフォーマンスが低下します。

    このセクションの内容

    バックアップファイルの配置