ステップ5:マウントサーバー設定の指定

ウィザードの[Mount Server]のステップで、ファイルレベルおよびアプリケーションアイテムのリストアに使用する予定のマウントサーバーの設定を指定します。

  1. [Mount Server]リストから、マウントサーバーとして使用するサーバーを選択します。マウントサーバーは、ファイルレベルおよびアプリケーションアイテムのリストアに必要です。リストア処理時に、Veeam Backup & ReplicationはバックアップリポジトリにあるバックアップファイルからマウントサーバーにVMディスクをマウントします。その結果、VMデータがネットワーク経由で転送されることがなくなり、ネットワーク負荷を低下し、リストア処理が高速化されます。詳細については、「マウントサーバー」を参照してください。

[Mount Server]リストには、バックアップインフラストラクチャに追加されたMicrosoft Windowsサーバーのみが含まれます。サーバーがバックアップインフラストラクチャに追加されていない場合は、右側の[Add New]をクリックして、New Windows Serverウィザードを開きます。詳細については、「Microsoft Windows Serverの追加」を参照してください。

  1. [Instant recovery write cache folder]フィールドで、マウント操作中にキャッシュを書き込むためのフォルダを指定します。
  2. バックアップリポジトリをVeeam vPower NFS Serviceからアクセスできるようにするには、[Enable vPower NFS server on the mount server]チェックボックスを選択します。Veeam Backup & Replicationによって、vPower NFS Serviceが選択したマウントサーバー上で有効化されます。
  3. vPower NFS Serviceで使用するネットワークポートをカスタマイズするには、[Ports]をクリックします。デフォルトで使用するポートの詳細については、「使用ポート」を参照してください。

ステップ5:マウントサーバー設定の指定重要!

Veeam vPower NFS Serviceをインストールするマシンでは、Microsoft Windows NFSサービスを有効化しないでください。Microsoft NFSサービスとVeeam vPower NFS Serviceが同じマシン上で有効化されると、どちらのサービスも正しく機能しなくなる可能性があります。

ステップ5:マウントサーバー設定の指定