バックアップコピーのしくみ

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    Veeam Backup & Replicationでは、以下のようにバックアップコピーを実行します。

    1. [VMのバックアップコピージョブの場合のみ] Veeam Backup & Replicationは、vCenter ServerおよびESXiホスト に接続して、コピーするリストアポイントを含むVMについて情報を収集します。
    2. バックアップ・コピー・プロセスで、Veeam Backup & Replicationは、ソースVeeam Data MoverとターゲットVeeam Data Moverの2つのVeeam Data Moverを開始します。Veeamデータムーバーの場所は、バックアップリポジトリのタイプおよびデータ転送パスに応じて決まります。詳細については、「バックアップコピーアーキテクチャ」を参照してください。
    3. 初めてバックアップコピーを実行したときには、必ずフルバックアップファイルが作成されます。Veeam Backup & Replicationは、最新の状態のマシンのフルバックアップを作成するために必要なデータブロックをコピーします。

    Veeam Backup & Replicationは、ソースバックアップリポジトリ内のバックアップチェーンで、1つ以上のバックアップファイルからデータブロックをコピーできます。

      • バックアップチェーンが逆増分バックアップ方法で作成されている場合、Veeam Backup & Replicationは、最新のフルバックアップのデータブロックをコピーします。
      • バックアップチェーンが増分または永久増分バックアップ方法で作成されている場合、Veeam Backup & Replicationは、初回のフルバックアップおよび増分バックアップのセットからデータブロックをコピーします。

    ネットワーク上のトラフィックの量を最小限にするため、Veeam Backup & Replicationではデータ圧縮および重複排除の技術を利用します。

    1. Veeam Backup & Replicationは、コピーされたデータをターゲットバックアップリポジトリに転送し、コピーされたデータブロックをすべてフルバックアップファイルに書き込みます。
      • ターゲットバックアップリポジトリで[Use per-machine backup files]オプションを有効にしていない場合、Veeam Backup & Replicationは、ターゲットバックアップリポジトリ内にバックアップファイルを1つ作成し、ジョブで処理したすべてのマシンのデータをこれに保存します。
      • [Use per-machine backup files]オプションを有効にした場合は、ジョブ内のマシンごとのデータが、ターゲットバックアップリポジトリ内の個別のバックアップファイルに保存されます。
    1. 次にバックアップコピーを実行するたびに、ソースバックアップリポジトリ内に新しいリストアポイントが出現すると、Veeam Backup & Replicationがこの最新のリストアポイントから増分で変更点をコピーし、それをターゲットバックアップリポジトリに転送します。Veeam Backup & Replicationは、コピーされたデータブロックをターゲットバックアップリポジトリ内の増分バックアップファイルに書き込みます。をターゲットにしたボリュームレベルバックアップジョブを構成した場合のみです。

    バックアップコピーのしくみ 

    ソースバックアップジョブとバックアップコピージョブは、オーバーラップする場合があります。このような状況が発生する可能性があるのは、ソースバックアップジョブでソースバックアップチェーンを変換する必要がある場合です。

    バックアップコピーのジョブの特定のタスクで、ソースバックアップチェーンがデータの読み取り用にロックされ、その時点で、このバックアップチェーンにデータを書き込む必要のあるソースバックアップジョブが開始された場合(逆増分バックアップの場合など)、バックアップコピーのジョブのタスクは保留されます。バックアップコピージョブでは、その他のソースを使用するその他のタスクの処理を続行することができます(その他のバックアップジョブによって作成されたバックアップファイルなど)。ソースバックアップジョブでバックアップチェーンが解放された後、バックアップコピーのジョブでは、このバックアップチェーンでのマシンの処理を再開します。