ステップ10:レプリケーション ジョブ設定の指定

ウィザードの[Job Settings]のステップで、レプリケーションジョブ設定を指定します。

  1. [Repository for replica metadata]リストから、ソースサイトにあるバックアップリポジトリを選択します。このバックアップリポジトリは、VMレプリカのメタデータ(レプリケーションジョブの増分セッションを最適化するのに必要な読み取りデータブロックのチェックサム)を保存するために使用されます。
  2. [Replica name suffix]フィールドに、VMレプリカの名前に対する接尾辞を入力します。ターゲット・ホストにVMレプリカを登録するために、Veeam Backup & ReplicationはソースVMの名前に指定された接尾辞を付加します。VMレプリカのファイルは、選択したデータストアのVMname_suffixフォルダに配置されます。
  3. [Restore points to keep]フィールドで、レプリケーションジョブが保持するリストアポイントの数を指定します。この数を超過すると、最も古いリストアポイントが削除されます。

VMスナップショットの数に関するVMware制約のため、VMレプリカのリストアポイントの最大数は28に制限されます。

レプリケーションジョブに保持ポリシー設定を指定する場合、ターゲットデータストアにある空き容量を考慮します。多数のリストアポイント(スナップショット)によりターゲットデータストアが一杯になる場合があります。

重要

  • VMレプリカメタデータは、重複排除ストレージアプライアンスに保存できません。レプリケーション・ジョブ時に、Veeam Backup & Replicationはメタデータの小片をバックアップ・リポジトリとの間で何度も読み書きします。メタデータに何度もアクセスすると、重複排除ストレージアプライアンスのパフォーマンスが低くなるため、レプリケーションジョブのパフォーマンスも低くなる場合があります。
  • スケールアウトバックアップリポジトリにレプリカメタデータを保存することはできません。

ステップ10:レプリケーションジョブ設定の指定