CDP(継続的データ保護)

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    継続的データ保護(CDP)は、秒単位または分単位のデータ消失を受け入れられない場合にミッションクリティカルなVMware仮想マシンを保護する上で役に立つ技術です。CDPはまた、災害が発生した場合に最短の目標復旧時間(RTO)を実現できます。これは、VMレプリカをすぐに起動できる状態にしておくことができるためです。

    データレプリケーション

    CDPは最初にVMレプリカを作成してから、これらのレプリカを最新の状態に維持します。

    CDPは、VMに対して実行されるI/O操作を継続的にレプリケートします。保護されているVMとその基盤であるデータストア間で送信中のI/O操作を読み込んで処理するために、CDPは、スナップショットを作成しないオプションを備えたvSphere APIs for IO Filtering(VAIO)を使用します。CDPは常にオンであり、スナップショットを作成しないため、スナップショットベースのレプリケーションよりも短い目標復旧時点(RPO)を達成できます。この際、RPOはほぼゼロに近く、データ消失がほとんどないことを意味します。

    I/O操作のデータは、ターゲットデータストアに保存され、短期リストアポイントに関連しています。短期リストアポイントを使用すると、災害が発生した場合にVMを(指定したRPOに応じて)数秒前または数分前の状態に復元できます。短期リストアポイントに関する情報は、特別な記録として管理されます。この記録には、短期リストアポイントに関するレコードが最大24時間分保存されます。VMを以前の状態にリカバーしたい場合、Veeam Backup & Replicationでは、数時間前または数日前のVMの状態が含まれる追加のリストアポイントを作成できます。このようなリストアポイントは、長期リストアポイントと呼ばれます。

    VMをレプリケートするには、必要なバックアップインフラストラクチャコンポーネントを構成し、CDPポリシーを作成する必要があります。

    データの復元

    VMを短期リストアポイントまたは長期リストアポイントに復元するには、レプリカにフェールオーバーする必要があります。

    レプリカにフェイルオーバーすると、レプリカによって元のVMのロールが引き継がれます。元のVMが修復されたら、それにフェールオーバーし、レプリカで発生したあらゆる変更を元のVMに転送できます。元のVMを修復できない場合は、永続フェールオーバーを実行できます。つまり、元のVMからVMレプリカに永続的に切り替え、このレプリカを元のVMとして使用するのです。詳細については、「CDPのフェールオーバーとフェールバック」を参照してください。

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